2007年5月27日日曜日

各国GDPの割合はジップの法則に成立する?

 先週、ウィキペディアに掲載した面白いジップの法則を見つけた。ジップの法則とは、サイズがk 番目に大きい要素が全体に占める割合が 1 / k に比例するという経験則である 。
 元来は、アメリカの言語学者のG.K.ジップは、英文中の単語の出現頻度を調べ、すると次のような順位になったのだそうだ。

順位単語出現率(%)
1the10 = 10/1
2of5 = 10/2
3and3.3 = 10/3
4to2.5 = 10/4

 それを式で書くと、次のようになる。
   出現率(%) = 10(%) / 順位

 ウェブページへのアクセス頻度、都市の人口、音楽における音符の使用頻度などの現象に成り立つ場合があることが確認されている。
 各国GDP の割合も、以下のグラフ(1980,1985,1990,1995,2000,2005年)を見れば、ジップの法則にあてはめるのだそうだ 。

2005年のGDP

2000年のGDP
1995年のGDP
1990年のGDP

1985年のGDP
1980年のGDP

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